ゲームの話ばかりで人生設計が地下迷宮。

ゲーム(たまに雑記)を中心に話を垂れ流す、見る人のハートを損得+-ゼロにする日記。つか要点掴んで話するの苦手なので最早ダイイングメッセージ。

『ビール』ではなく『エール』なファンタジー

社会人になってからは体力や気力、ゲームをする時間など、失ったものは多いですが得たものもあります。


居酒屋で引っ掛けるビール。
仕事上がりの一杯が肝臓と心に染み渡ります。
あまりお酒は得意ではありませんが、節度を守って飲めたならば楽しめる、大人ならではの嗜好品です。


そんなビールですが、ゲームでも良く目にする機会が多いですよね。

裏社会を描きとことん大人の魅力を全面に押し出した「竜が如く」シリーズでは、プレミアルモルツやエビスなど、実際のビールが登場します。

一番多く登場するのはファンタジー世界でしょうか。
プレイヤーは酒場で情報や依頼を探すのが主ですが、NPCは楽しそうにお酒を飲んでいます。


ところで、ファンタジーだと"ビール"という表現はあまり聞かず"エール"と呼ばれていることが多いです。

エールとはビールの一種のはず。
海外ゲームならいざ知らず、国内でもコンピュータRPGTRPGでも"エール"の表現が良く見受けられます。


"ラガー"でも"ピルスナー"でもなく、何故"エール"なのでしょうか。
アルコールを楽しめる方はビール缶片手に、僕の妄想にお付き合い下さい。


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写真はウィザードリィオンラインより。
やはり酒場は賑やかなのが一番ですね。


※この記事は飲酒を奨励するものではありません。
二十歳未満の飲酒は法令で禁止されています。ご了承下さい。


~そもそもエールとは?~


エールとは、端的に言ってしまえばイギリス発祥のビールのスタイルの1つです。詳しくは割愛しますが、ビールには様々な製造方法があり、それらの中で『上面発酵』と呼ばれる過程を得て出来たものがエールと呼ばれます。

ビールの歴史は古く、遡ればメソポタミア文明くらいから存在するらしいのですが、この頃は製造方法がまだ安定していませんでした。
エールは安定して製造できる様になってからのスタイルではなかなか古参であり、後に"ラガー"と呼ばれるスタイルが生まれるまで最もポピュラーなスタイルでした。

苦味と甘味のコクが程よく、美味しいエールはフルーティーな味わいをもたらします。
コーヒーで例えるならモカに近いでしょうか。


現在バーなどで見かける機会が多いのは"ペール・エール"と呼ばれているものですね。ペール・エール自体の定義の幅が広いので、共通点こそあれど飲み比べてみると、その違いに驚くことでしょう。


歴史学者ではないので詳しくは分かりかねますが、ビールにはざっくりと

・古代

・中世

・近代

・現代

に分けられると思います。というかそれ以上分けると調べる量が膨大になるので勘弁して下さい。

ファンタジーの世界では、差異はあれども中世ヨーロッパのイメージを持つのが多数だと思いますので、ここでは中世のビールを参考にします。



~中世のビール~


意外に思われるかもしれませんが、この時代では修道院で美味しいビールが作られていました。

生臭坊主の様に感じるかもしれませんが、修道士というのは知識人としての側面も持っています。そして当時のビールは娯楽だけでなく医療としての意味合いもありましたので、修道院で醸造されていたのは何ら不思議なことではなかったのです。

ところが、民衆もビール作成に取り組んでいたのですが、ある時に修道院のそれとは作り方の異なるビールを生み出し、瞬く間に広まっていきました。
今回の内容から逸れるので詳細は省きますが、修道院と民衆の間で激しい争い(殴り合いではありません。要は企業闘争のようなものです)が起こったほどです。



~ようやく登場、ギルドの存在~


さて、長かったですがここからが本題です。

暫くすると、都市が発達し、ギルドと呼ばれる組合が発足しました。
ギルドには肉屋、染物屋、鉄工など、様々な種類があり、それらを区別するために旗を立てて存在を示していました。


もうお気づきの方もいるかと思いますが、この頃にはエールが存在していました。当時はビールの製造はほとんど民衆の手に渡っており、品質の向上を目指して試行錯誤が為されていた、そんな時代だったのです。


エールとギルド。
何だか、聞いたことがあるワードが出てきましたね。



~指環物語から始まる、ファンタジーの歴史~


ファンタジーという概念が広まったのはJ.R.R.トールキン著「指環物語」の成功が有名です。

指環物語の舞台は『中つ国』と呼ばれる架空の世界ですが、著者のトールキンはイギリス生まれであり、登場人物の営みを描くに辺り、執筆時期を考えると恐らく中世ヨーロッパとイギリス文化が潜在的にあったのではないでしょうか。


そして指環物語に影響を受けた「ゲド戦記」「ダンジョンズ&ドラゴンズ」などが日本で受け入れ始めると、

ファンタジー=中世ヨーロッパ

のイメージが強く結びつくようになります。


その中には当然ギルドの存在、そして冒険者の集まる酒場には"エール"が店員によって運ばれていたでしょう。


これは僕の憶測ですが、当時の日本人にとってエールとビールの発音が近く、酒場で提供されていることから判断が容易であったこと、エールという聞き慣れない単語がよりファンタジーらしさを生み出したこともあるかもしれません。



~本日もエール入ります~


いつもの様に妄言を垂れ流しましたが、結局のところゲームではエールはファンタジー要素を出すためのフレーバー程度のものです。ですから、そこまで注視しても意味は無いですし、する必要もありません。


キャラクターメイキングをする時。

情報を得る為に酒場を訪れた時。

何となくふらっと立ち寄った時。


プレイヤーがファンタジーの世界に入った時、今日も誰かにエールは提供されているでしょうから。





~余談スペース~


Googleアドセンスでしたっけ?
アルコールの話題を書くと審査が通らなくてウンチャカピーらしいです。
別にブログで一山当てるつもりも無いので困らないですけど、そこまでお酒を目の敵にしなくてもよくないですか?
どこまでいっても飲む人間のモラルの問題であって、お酒そのものに罪は無いと思うんですけどねぇ…。

「酒は飲んでも飲まれるな」これ、鉄則ですよ。


・重々申し上げますが、当ブログはお酒を飲むことを推奨するわけではありません。
未成年者はもちろん駄目ですし、規定年齢に達している方でも節度を守りましょう。

日本は酔いつぶれた人間に寛大な国ですが、酩酊することは周りの人に迷惑が及ぶ、非常に恥ずかしいことです。社会人なら尚更。

説教臭くて申し訳ありませんが、皆様もどうかお気をつけ下さい。


・最後の文で格好良く〆たつもりでしたが、改めて見返すとそんなことは無かった。

ゲーム垂れ流し43本目 ユーラシアエクスプレス殺人事件

映画では良くあることですが、ゲームにおいても有名な役者の起用を大々的に宣伝することは珍しくありません。
龍が如く」シリーズは数多くの俳優が演じており、新作が発表される度に誰が登場するのか、ファンの方は心待ちにしているでしょう。


・「プロジェクト・ミネルヴァ」は藤原紀香

・「玻璃(がらす)の薔薇」はTOKIO松岡昌宏


が主演ですよと聞かされれば、誰かの興味を引かせることは出来そうですよね。


ここで紹介する作品は、これら上記で紹介した作品よりも1世代前のハードであり、その後も実写作品を数多く手掛けるエニックス(現スクウェア・エニックス)でもあり、メインの登場人物が当時全盛期のアイドル達という超豪華な顔ぶれで一部の界隈を賑わせた、忘れるにはインパクトが強すぎた代物でした。



★ユーラシアエクスプレス殺人事件(PS)


私立探偵である主人公の許に、顔見知りでもある『つばさ』から電話が入った。

『黎明女学園』の生徒であるつばさは、現在は修学旅行で中国にいる。すぐに来て欲しい、というつばさの懇願に従うがままに、上海にある『ユーラシアエクスプレス号』に乗り込む。


無事につばさと合流した主人公だが、彼女の鞄の中にいつの間にか入っていたらしい「修学旅行中に殺人が起こるかもしれない」と書かれた手紙を見せられる。


つばさが主人公に調査を依頼しようとした矢先、客室で殺人事件が起こってしまう。

列車が発車している以上、犯人はこの中にいる。


次の到着駅まで2時間。

主人公とつばさは早速調査を開始した。



エニックスが映画のようなゲームに挑戦した意欲的な『シネマアクティブ』シリーズの第1段となるのが、このユーラシアエクスプレス殺人事件です。

人物と選択肢を選んで事件を解決に導くアドベンチャーゲームですが、今までのエニックスとはかなり毛色の異なる作品だと言えるでしょう。



~オーソドックスな探偵アドベンチャー


基本的な操作としては、列車間を移動しながら生徒や教師、関係者に話を伺い、時に質問を選択して得られた証言や証拠から犯人を推理する、というオーソドックスな探偵アドベンチャーになります。

ただし、列車が目的地に着くまでに解決しなければならないため、時間の制約があります。
時間は移動や会話をする度に消費しますので、どんな質問をするのか、次は誰に話しかけるのかをある程度は考えておかないと悪戯に時間だけが過ぎていきます。
初回のプレイではなかなか進まず焦ってしまいがちですが、助手のつばさがメモを取ってくれるので上手く活用しましょう。


詳しくは後述しますが、各生徒には『好感度』が隠しパラメータとして仕込まれており、自身の身の振り方がエンディングに影響します。
アドベンチャーにちょっとしたギャルゲーをプラスしたゲーム、といったところでしょうか。



~当時から考えて豪華なキャストが勢揃い~


何と言っても、このゲームの一番のウリは有名なキャストを取り揃えたことにつきますね。
特にメインを務める学生達を演じるアイドルの起用に対しての力の入れようは並大抵ではなく、よくこのメンバーを取り揃えたものだと関心します。

ざっと挙げると


榎本加奈子

代表作は『家なき子2』『アルジャーノンに花束を』。
『ハマの大魔神』で有名な元プロ野球選手、佐々木主浩の妻でもあります。


馬渕英里何

白線流し』『GTO』に出演。
近年で有名なのはNHKゲゲゲの女房』でしょうか。


新山千春

『リング~最終章~』に出演。シンガーソングライターの岡野宏典のPVにも出演しています。
元々はグラビア関連の仕事をしていましたね。
新山小春は彼女の娘です。


深田恭子

説明不要、『ゆうこりん』でお馴染みの深田恭子ですね。
近年の作品では落ち着いた女性を演じることも増えた彼女ですが、今作ではその片鱗が垣間見えます。


加藤あい

海猿』『池袋ウエストゲートパーク』で印象に残った方は多いのではないでしょうか。
東進衛星予備校』のイメージキャラクターを務めたこともあります。


東山麻美

女優、声優、シンガーソングライターと多岐に渡る活躍をしている方ですね。
実はあまり知らないので語れないのが申し訳ないのですが、舞台でも活躍している辺り、エネルギッシュだなぁと驚きました。


中島礼香

こちらもグラビア畑の方ですね。
残念ながら事務所と対立したために芸能界を引退してしまいました。
今回のために何か書こうと思ってDVDを借りたのですが、大変健康的なbodyだったということ以外は全て抜け落ちました。


☆佐藤仁美

ホリプロタレントスカウトキャラバン』グランプリを獲得してデビューした女優。因みにこの時の特別賞が常軌で紹介した新山千春だったりします。
実は芸能界にデビューする前に、『中学生日記』に生徒役として出演していたそうです。


この他にも高田純次田口浩正といった錚錚たるキャストで起用されており、迫真の演技力によってドラマを見るかのような臨場感溢れるプレイで楽しめるのは間違いありません。



~「足で探せ」を地で行くプレイ~


ネタバレは極力避けますが、恐らく1回目のプレイでクリアするのはかなり難しいと思われます。


何故なら、この事件を解くためには『登場人物達から特定の情報を入手しながら進めていく』というフラグを立てて進めていくゲーム性になっているからです。


①Aという人物から得た情報をBに話す

②Bが新たな情報を提供する

③新たな情報をC,D,Eに話すことで新しい選択肢ができる


本当はもう少し複雑ですが、このような一連の手順を繰り返していくことで真実に近づいていきます。


特殊なシステムは一切ありません。
人から得られる情報から自身で推理して真実に辿り着くまで、プレイヤーの試行と思考が全てです。



さて、往年のドラマに出てくるベテラン刑事のような地道な捜査を繰り返す本作ですが、大きな問題点がプレイヤーの行く手を阻むのです。

それが上記で挙げた制限時間の概念。

列車が到着する2時間以内に事件を解決するためにも、漫然とした聴き込みではあっという間にゲームオーバーとなってしまいます。

初回でクリアするのが難しい理由は、この制限時間という障害が全て、と言っても過言ではありません。


その為にも順序立てて情報を引き出すだけでなく、余計な質問をしないことを念頭に置くことが大切です。
正しい解答を導きだすことはもちろんですが、どれが誤った選択肢なのかを見定めることも重要なのです。

つばさのメモだけに頼らず自分でも攻略チャートを整理していれば、次の周回ではそれが大きな力になっています。この点は捜査系ゲーム特有の醍醐味ですね。



~大作と呼ぶにはゲーム性が乏しいか?~


本作は大変魅力的なキャストで揃えられているのは何度も語りましたが、ゲームとしてはそれが足を引っ張ってしまった印象があるのも否めません。


登場する生徒達には『好感度』が設定されており、各々の好感度の高さによってエンディングに違いが生じる訳ですが、そこに力を注いだ結果の代償か、ギャルゲー的要素以外の部分が非常に淡白です。

あれほど複雑だったフラグに対して事件の内容は薄いですし、聴き込み以外のシステムが存在しないのでダレやすいのも拍車を掛けています。

ハードの都合上とはいえ、移動に少し時間が掛かるのも困り者です。
ただ、読み込み時間中は列車間を移動するシーンを組み込んでいるといった工夫もありますので、そこは評価したいところです。



総じて光るモノは多いけれど、評価に繋がるまでには至らず。
そして、フラグ立てと時間制限のややこしさと肝心の殺人事件の内容があっさりしていた為か、当時は豪華キャスト以外の評価点を見出だす前に話題から消えてしまったのが残念である反面、妥当なところなのでしょう。


・事件の捜査を「プレイ」と捉えるか「作業」と捉えるのか

・キャストに魅力を感じるのか


その2点をどう感じるのかが、このゲームの評価の別れ道になるでしょう。



ユーラシアエクスプレス殺人事件

ユーラシアエクスプレス殺人事件




~余談スペース~


・話し掛ける人物を選んだ後に↓キーを押すことで、アイドル達の上半身と下半身に視線を移すことができます。
暫く見てると怒られますが。


・一応攻略本も出ていますが、多分必要ないと思います。あの頃のアイドル達を眺めたいなら一見の価値はあるでしょうか。
今回ゲームの画像が無かったので、代役としてこちらをタイトル画像にさせて頂きました。




※ここから先の一言はネタバレ全開なのでスクロールさせて頂きます。





























































アイドルの好感度がエンディングに作用する時点で犯人の絞りこみが簡単すぎやしませんかねぇ…。

KOF14 初心者のためのキャラ別攻略 K'編

けっこう間隔が空いてしまいましたが、今回はK'を攻略していきます。

当初は言動が乱雑な部分も見受けられましたが、作品が進むにつれて身近な人にはある程度は気遣う部分を見せることが増えてきました。

「ネスツ編」の主人公を務め上げた彼ですが、京や庵のようなラッシュ、バランス型キャラクターとはまた違った戦術が必要になります。


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K'といえばシャラー!。シャラー!といえばK'。
自身が画面端に追い込まれてもコンボをヒットさせればすぐに中央に戻れます。


※ここでは初心者(自分含む)のための攻略法を記載しています。上手くなりたい方には参考にならないかもしれません。予めご了承下さい。

また、十字コマンドはテンキーを、ボタンはLP.HPなど、PS4の通りに記載します。



~基本戦術~


K'を使用する上で外せないのが『アイントリガー』。
発生が早く、隙も少ないこの技は各種派生に繋げることが出来、牽制・コンボ・起き攻めと幅広く活躍します。
また、特殊技『ワンインチ』も単発だと使い勝手が悪いですが、コンボの途中に組み込むことで発生が早くなるので覚えておきたいところです。


相手を運ぶコンボが得意なので、画面端に持っていくことが出来たならアイントリガーでの起き攻めや、しつこく小ジャンプ攻撃を狙っていくことで更にコンボを狙えるキャラクターです。
自分が画面端に追い詰められたら、アイントリガー→ブラックアウトで逃げる手もあります。



~殴って浮かせてふっとばす~


上記で説明した様に、


ワンインチ→アイントリガー


まではセットで覚えましょう。


①近距離HP
②6LP(=ワンインチ)
③クロウバイ
④追加攻撃


相手を大きく運ぶことが出来る、便利なコンボ。
④だと運ぶ距離が短いので、火力の補強に必要なら組み込んで下さい。

②を入力した瞬間にすぐアイントリガーのコマンドを出すイメージだと繋がりやすいでしょうか。



①近距離HP
②6LP(=ワンインチ)
③アイントリガー(LP)
④セカンドシェル
⑤ミニッツスパイク(HK)orチェーンドライブ


苦手な方は、まずは③まで繋げましょう。これだけでも相手はダウンしますので、改めて攻めることは可能です。
火力も欲しいが画面端まで運んで起き攻めしたい、という方は、⑤をクロウバイツ(HP)に代えると楽になります。



~上・中・下段で揺さぶる~


上記では、ある程度の火力を伸ばせるコンボを紹介しましたが、なかなかコンボを決めるのは難しいですし、とっさに出せないこともあると思います(経験談)。


そう言う時は、始動技を上・中・下段に分けて簡単なコンボにしてみましょう。これだけでも相手には結構なプレッシャーになるものです。


こういうことは全てのキャラクターに言えることなのですが、特にK'は相手を画面端に追いつめやすいので、覚えておくと一気に戦術の幅が広がります。


★上段

①小ジャンプHP
②近距離HP
③ワンインチ
④クロウバイ

①はジャンプHKの方がリーチは長いのですが、判定が強めで相手もジャンプをしてきた時などに競り勝てるジャンプHPを採用。
①の時点で相手との間合いが離れてしまったのなら、②はそのままボタンを押して遠距離HPか、しゃがみHKに切り替えましょう。


★中段

①6LK
②ミニッツスパイク(LK)

6LKは飛び込みながらの膝蹴りなので、少し離れた位置からでも届きます。
尚、一部の通常技をキャンセルできますが、その場合は何故か中段扱いにならないので注意。


★下段
①しゃがみLK×2
②遠距離LK

超簡単なコンボ。

なのですが、これで何度か固めて下段を警戒させ、6LK始動のコンボに移行すると割と引っ掛かってくれたりします。
難易度が低く、隙も少ないので、ステージ位置や状況を問わず利用できます。

使ってみると分かる、意外と便利なコンボです。



~チーム運用~


アイントリガーや出始めに無敵時間が発生するクロウバイツ(LP)のおかげで、ディフェンス時の切り返しにも対応できるK'ですが、やはり彼の真価はノーゲージでも相手を運搬できるコンボと画面端での猛攻です。

配置は選びませんが、どうしようか悩んでいるなら先鋒がオススメです。

K'はゲージが無くても火力が伸びる、といった性能ではありません。
が、代わりにどんな状況でも端まで追い詰めることで相手の行動に制限をかけて、ダメージそのものではなくダメージを与える機会で勝負する、という形です。



必殺技だけ見るとバランス型、コンボを見るとラッシュ型のような彼ですが、使用してみるとどちらとも似つかない戦術が魅力です。

追い込みに追い込みをかけて勝利を掴みとりたい、という方にはうってつけのキャラクターですね。



~余談スペース~


・実は歴代主人公の中では、最も多くのキャラクターとチームを組んでいます。
ネスツ編での彼の立ち位置が作品ごとに代わることが大きな理由ですが、どんな時でもマキシマとはチームを組み続けているのはやはり"相棒"なのでしょう。


・プロフィール欄の嫌いなものにKOFを挙げていますが、戦術やコンボを見る限りでは、案外KOFのシステムに一番馴染んでいるのは彼かもしれません。


パチスロではキャラ崩壊しています。

"健康的に"ダイエットします。

太った。

この言葉、いざブログに書いてみるとなかなかキツいものがあります。


気づいたのはとある朝。
起きてから何だか体が重たかったので、シャワーを浴びてさっぱりしようと考えました。


さて、浴びてスッキリ…と思いふと鏡を見たら、顔が丸くなっている気がしまして。

ええ、直感で分かりました。
家に無いので仕事が終わってからすぐに銭湯に行き体重計に乗れば予想通り、


太りました。

とはいえ、平均体重になっただけなので、現時点でどうこう、ということはないと思います。
それでも体重が増えたのは本気で焦りました。


嫌味か!と怒っている方。
違うのです。問題はそこでは無いのです。























1年間で7㎏太ったことが問題なのです。



~ブログのおかげで健康…だと思ってたのに~


ブログを始めてから、少しだけ嬉しい誤算がありました。

基本的に仕事が終わって夜からブログに取り掛かるので、ブログ作成中は飲みに行けないんですね。

以前の僕は連夜飲み歩いていたので、とにかくお金がゲームか酒か、という生活だったわけです。
ここに加えて服を買うのが好き(ただしオシャレするのはメンドイので嫌い)ですから、ブログのおかげで外食が減り、自身でご飯を作るうえに早めに寝るようになり、お金は節約、ついでに健康的な生活を得ました。

しかし、この健康的な生活が落とし穴でした。



~心身が充実し、腹まで充実する~


ブログを始める以前の僕は、夜は居酒屋へ足を運び、お酒と漬け物しか口に含んでいませんでした。

それが終われば家に帰ってゲームをしますが、日付が変わるまで飲んでいることもありました。

当然、体重は増えません。けれど、不健康まっしぐらなので、決して誉められたものでは無いのはご理解頂けると思います。


ブログを始めてこの生活ルーティンから脱却した時は一人暮らしをして初の文化的な生活を送れていると感じていましたね。

朝5時に起きてしっかりご飯を食べると(たまに朝からゲームしますが)、仕事の意欲も湧いてくるのか充実した1日になり、ゲームの時間もメリハリがつきました。
こうして日付を跨ぐ前にベッドに横になり、グッスリ眠れてまた次の日を…と、誰がどう見ても普通の人にクラスチェンジすることに成功しました。


しかし、一気に変わった生活によって、とんでもない副作用が潜んでいました。


ご飯が美味し過ぎる。


活動的になったからか、食べる量が劇的に増えたのです。まさか回転寿司で15皿食べられるようになるとは思いもよらなかったですから。


別に増えようが減ろうがゲームに支障が無ければどうでもいいのですが、流石に1年間で7㎏増量&ボトムスの買い換えで金欠は困ります。

健康と金を失うとゲームという楽しみが遠ざかる。
それは困る。


というわけで、一年かけて体重を-5㎏落とします。
自分への戒めのために、ちょくちょくその様子をブログにアップしようかと思いましたが、誰も興味はありませんよね…。

皆様も急激な体重の増減には、くれぐれもお気をつけ下さいませ。

ゲーム垂れ流し42本目 奇々怪界あどばんす

このシリーズを初めて見たのは、デパートのおもちゃ売り場でした。

SFC版だったと記憶していますが、独特なパッケージに惹かれたのか、ずっと眺めていたのは何故か忘れられません(どうでもいい話ですが、その隣のソフトは『餓狼伝説』でした)。

学生時代のある日、新作を見つけてから、あの頃の記憶がフラッシュバックして購入してしまいました。



奇々怪界あどばんす(GBA)


かつて、この世に大きな災いをもたらした『ヤマタノオロチ』と呼ばれる悪蛇がいた。
その悪行に人々が絶望する中、1人の巫女によって退治され、ヤマタノオロチは封印された。


しかし時が流れると、強大な妖気がこの世を再び包むようになった。

ヤマタノオロチの復活を感じた巫女『小夜』は、もう一度封印するために旅立つことを決意する。
小夜を慕う『美紀』と『魔奴化(まぬけ)』も、彼女を助けるために着いていくことを決める。


2人と1匹は、この世界に再び平和を取り戻すため、長く厳しい戦いに身を投じることとなった。



可愛らしい世界観とかつてのアーケードシューティングを彷彿させる作りを携帯機で楽しめる、シリーズ原点回帰の作品になっています。



~探索型シューティング、とでも言いましょうか~


この作品のジャンルはシューティングで間違いない筈なのですが、強制スクロールの概念がありません。

画面内で操作キャラクターを動かして進むのではなく、箱庭的ステージ内を探索しながら敵を倒し、時には避わしながら自力でステージボスの部屋を目指します。
ボスと戦うためには道中に落ちている『鍵』を手に入れる必要があり、ステージが進むにつれて鍵の入手には寄り道が必要になるので、探索要素も兼ねています。

それだけだと手間が増えただけで面倒くさいと感じるかもしれませんが、敵を倒すとスコアが加算され、一定のスコアで残幾が増えるので単なる迂回にならない工夫が見受けられます。



~操作キャラクター紹介~


今作は3人のキャラクターから選んでプレイできますが、『紫の御守り』というアイテムを取ることで発揮される『特性』によって性能に変化が出ます。


☆小夜

シリーズ歴代の主人公。

特性は『爆風』であり、敵にお札を当てた際に爆発して周囲の敵にもダメージを与える。


☆美紀

幼少時に小夜に助けられて以降、小夜と共に働く見習い巫女。

特性は『拡散』。紫の御守りを取る度に一度に発射されるお札の数が増えていく。


☆魔奴化

小夜の親友の化けタヌキ。
以前のシリーズではステージボスだった。
魔奴化のみ、お札の代わりに葉っぱ、お祓いは尻尾で行う。

特性は『追尾』、自動で敵の方向へサーチする。



性能が変化する以上、プレイヤーによって使いやすさが多少は変化するとは思いますが、それ以外は全く変わらないので使い勝手の悪さを感じることはまず無いでしょう。

要はパワーアップしなければ3人とも同じ性能です。
「運良く紫の御守りが取れたらちょっと強くなる。」程度なので、好きなキャラクターで進めば良いのは気楽ですね。



~攻撃手段の妙~


攻撃方法は3種類。


☆お札

一定の距離まで発射される、お札による攻撃。
要は遠距離攻撃だが、たまに敵が落とすアイテムを手に入れることで、飛距離や攻撃力が上がったり、そのキャラクター固有の特性が使用できたりする。


☆お祓い

前方180度に大麻(テレビで神主が良く振っているアレ)を振る、近接攻撃。
敵が微妙な角度から近づいてきたり、複数迫ってきた時に便利。お札と違い、ステージボスやそもそもお祓いが効かない相手以外なら一撃で倒せる。
尚、一部の敵の弾を消すこともできる。


☆ボム


他のシューティングゲームと同じく、画面内の敵を一掃するボム。基本的には緊急回避に。



実際に操作してみると、道中ではお祓いしながら進むのがプレイしやすいのですが、ボスには効かないのでどうしてもお札に頼らざるを得ません。
これがまたお札の射程距離が絶妙でして、ボスの攻撃範囲の安全圏では届かず、危険を承知でほんの少し近づくと当たる、という位置取りの攻略になります。

得手不得手がハッキリしているおかげで、最後までどの攻撃手段にも満遍なくお世話になります。



~アーケードゲーマーこそ歓喜の内容~


主人公は勿論のこと、登場する敵も可愛いので誰にでもオススメできますが、初代の作風に原点回帰したからこそ、やはり当時のアーケードゲーマーにプレイして欲しいですね。

シリーズが進むにつれてシステムが家庭用に調整されていった「危々怪界」シリーズですが、今作は当時を知る人には懐かしく、それでいて難易度が(後半は厳しいとはいえ)抑えられています。
あの頃クリア出来なかったプレイヤーも、懐かしみたいプレイヤーも、ご家庭でじっくりプレイしてみるのも良いかと思いますよ。



奇々怪界あどばんす

奇々怪界あどばんす



~予断スペース~


・最後のボスは手強いですが、実はボスの横が安全地帯です。
ラスボスには上から下への攻撃手段しかないため、これを知っておくと一気に楽になります。


・無事にクリアしたなら、スタッフロール後に特定のコマンドが表示されます。タイトル画面で入力すると二週目にいけますが、僕はそこで売ってしまいました…。あの時の自分を殴りたい。


・少々ネタバレですが、エンディングで橋を渡るシーンの際、小夜ちゃんだけ橋の上を通ると足下のつり橋が揺れます。
他の1人と1匹が歩いても揺れないので、小夜ちゃんの体重h(この文章はお祓いされました)


・雪女「いらっしゃい わたしは つめたいわよ」


でしょうね。