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ゲームの話ばかりで人生設計が地下迷宮。

ゲーム(たまに雑記)を中心に話を垂れ流す、見る人のハートを損得+-ゼロにする日記。つか要点掴んで話するの苦手なので最早ダイイングメッセージ。

ゲーム番外編 「斧」

~注意事項~

※この話はブログの作成者、シガラキスターの考え方です。主観に寄る推測を多分に含んでいるということをご了承下さい。苦手な方はブラウザバックをお願いします。
絶対ではなく、あくまでゲームを側面から楽しむ1つの要素程度に考えて下さい。
(追記:このブログは3月11日、誤字脱字、一部変更を加えたものです。内容には変わりはありません。)

~注意事項終わり~


戦うゲームには武器が付き物ですね。
その中で、皆様はゲームに登場する「斧」に対して、どの様なイメージを持っていますか?


・威力が高いけど、命中率が低い。
・攻撃動作が遅い。
・いかついオッサンが持ってる。そして性格が豪快。
・たまに可憐な少女が振り回してる。
・山賊はとりあえず斧。
ドワーフのオプションパーツ。むしろドワーフがオプション。


他にもあるかもしれませんが、僕はこんなイメージが先行するんですね。



とにかくパワー。ゲームとしてのバランスを取る意味もあるとは思いますが、外観上の威圧感も関係しているのかもしれません。



普段はゲームの紹介ばかりですが、たまにはこんな与太話にお付き合い頂ければ幸いです。


~斧の起源~

そもそも斧のルーツは、石器時代にまで遡ります。
原始人が道具を使うことを覚えた時、最初に存在したのが「こんぼう」でした。
そこら辺に落ちている骨や流木を使うことで、体を痛めずに、且つリーチを伸ばすことができたのです。

そして石器時代にこんぼうを握りやすい形に整えて、尖らせて殺傷力を高めた石を取り付けることで、「槍(投げ槍)」と「斧」が生まれました。原始人は更に獲物を効率よく狩れる様になったわけです。

しかし、斧には槍と違い、武器としての狩り以外にも利点がありました。
「道具」として、木を伐採したり、邪魔なものをなぎ払えたからです。


そこからどんな風に広がっていったのかは分かりませんが、斧は世界中で使用されました。
流通した理由は、恐らく「木こり」。
つまり木を伐採し加工する技術は、世界共通だったのです。

時代が進むと戦争により、斧は再び武器として人の手に渡ります。
日本では戦国時代に農民による反乱、「一揆」が起こりました。庶民には規制により武器が渡ることがなかったため、農具が主流でしたが、前述した木こりや集落の共通道具として斧も使用されました。

西洋では全身鎧「フルプレート」や騎馬の台頭によって、柄を長くした斧で対抗しました。
斬撃と打撃を兼ねた破壊力、リーチを活かして突いたり払ったりできる柔軟性が有効だったからだと言われています。

因みに、西洋では刃が厚く、柄が短いものを「アックス」、刃が薄く柄が長いものを「ブローバ」と呼んでいたそうで、日本でも柄の長いものは「鉞(まさかり)」と区別していたそうです。

私見ですが、斧の最大の利点は「普遍の生産性」だと思っています。
剣や槍などは戦が起こる前に大量生産を計ります。もちろん、普段から生産はしていますが、やはり平時は政治や内政に割くものでしょう。
けれども、斧は道具として日常生活に必須です。ある日突然戦争が起こった時、人は武器が届くのを待っている余裕はありませんから、身近なもので代用するでしょう。
そこから斧の有用性に気付き、改良された。斧を戦に使用する上で知るきっかけがあったことが大きかったのではと考えています。

その後、斧は戦場から姿を消します。
理由は諸説ありますが、時代の変化で集団による戦略の重要性に気付き、ある程度の訓練で戦える槍が有効であったこと、遠征が増え、重い武器を担ぐのは兵士の負担が大きいことが主な理由でしょうか。


~ゲーム的な「斧」の価値~

話をゲームに戻します。
時代と共に廃れていった斧ですが、ゲームでは多く登場します。それは何故なのか。


一番の理由は、斧の外見上。
特徴的な形で、戦に使用されたこともあるので、様々な武器を登場させる際のバランスを取るのに一役買っているのでしょう。

そしてもうひとつ。
誰が所持してもそれなりに説得力が生まれるから。
例えば、魔物を退治しようと心に誓った熱血漢の村の少年が、初期装備でレイピアやエペといった刺突剣を装備していたとしましょう。
実は両親が皇族の血を引いていて、形見として受け取ったなどの理由がない限り、ゲームの世界といえど違和感が生じると思います。

斧は農民、兵士を問わず、様々な人が様々な局面で使用してきました。


戦いを憂れう庶民が、戦化を拡大させ混乱を生む蛮賊が、生真面目な兵士が。

斧の歴史を鑑みるに、多くの人が斧を振るう事に違和感を感じず、手に取って戦場に赴くのに説得力があるからだと考えています。

戦いでは廃れてしまいましたが、斧は現在においてゲームの世界で今も活躍している、と考えてしまうのです。



~余談スペース~

・斧が好きすぎてこのブログの所要時間は20分で完了。もう数年前から考えていましたからねぇ。

・その話をしたら友人は乾いた笑いで対応してくれました。