ゲームの話ばかりで人生設計が地下迷宮。

ゲーム(たまに雑記)を中心に話を垂れ流す、見る人のハートを損得+-ゼロにする日記。つか要点掴んで話するの苦手なので最早ダイイングメッセージ。

「ブロガー」になった日。

早いもので、ブログを始めて一年が経過しました。
常日頃ブログをご利用して頂いている皆様には感謝の言葉しか浮かびません。本当にありがとうございます。


閲覧して頂けることの嬉しさはあるのですが、実は一年続けてきたことの達成感というのは全くありませんし、それこそ興味もありません。毎日更新していたのであれば少しは感じるのかもしれませんが、恐らく僕の性格上どうでも良いと思うのでしょう。

それでも、一年間続けられたのは皆様のおかげですからご報告はしておきたいと思い、今回に限り筆(この場合はキーボードですが)を走らせることにしました。


これで終わってはただの自己満足になってしまいますね。
良い機会なので「ゲームブログ」について話をしようと思います。お時間のある方、宜しければお付き合い下さいませ。




~夢や希望なんて燃えカスほども残っちゃいねぇ~


いきなり暗い話で恐縮ですが、僕にも夢がありました。


スポーツ選手としてオリンピック、もしくは何らかの形で功績を残すこと。


当時はそこそこの成績を残してはいたので、完全に天狗になっていました。
大学(厳密には大学では無いのですが、身バレ防止のためぼかしておきます)の推薦の話があったのもそれに拍車を掛けていたんですね。


ところが怪我にあい、推薦の話が立ち消えたその日から、「自分」というものが亡くなってしまったような感覚に陥り、その後は食べて寝る日々の繰り返しでした。その内に夜遊びなんて覚えたものですから、駄目人間まっしぐらです。

この程度の挫折なんて誰にでもありますし、もっと大変なことで苦しんでいる方もいらっしゃるので情けないことこの上ないのですが、当時としては廃人一歩手前の笑えない状況でした。今はゲーム関係の廃人ですね。


とにかく大学だけは進学しよう、という話を家族として、Fランとはいえ何とか大学に合格しまして、そこで出会った友人達のおかげで随分人間らしさを取り戻せた気がします。
これは今となっては友人との間で笑い話になっていますが、当初は気に入らない奴は機会があれば全員ブッ飛ばせばいいや、なんて考えていたんですね。


傲慢・我儘が服を着ている。
それが僕だったのです。


そんな僕が曲りなりにも大学に行くまでの間に問題を起こさなかったのは、ゲームの存在でした。


当時の僕もゲームは大好きでしたが、今とは違いコミニュケーションツールとしての側面が強く、要は友達との会話のためでした。
しかし怪我をしてからは、ゲームは僕にとって願いをかなえてくれる存在になったのです。


現実では身体が上手く動かせなくても、ゲームなら自身が投影するキャラクターは目標を達成してくれる。どうしても諦めなければいけない事実を突きつけられた僕でも、こちらの諦めない心があればゲームならクリアできる。


何かに挑戦できるということ、それは僕にとって、まさしく「救い」だったのです。



就職してからは学生時代に比べてゲームの頻度は増えていきましたが、あの頃ほど依存はしてないあたり、大学の友人には感謝しなければいけませんね。



~やるか?やらないか?~


ブログを始めたのは昨年の今日ですが、実際にブログを始めることを意識したのはそれよりも前になるんです。


躊躇していたのは、何のためにブログをするのか、ということ。


飽きてすぐに辞めるのは読んで下さった方に失礼(当時の考えです。今は色々と思うところがありまして、その話もいつかしたいですね)ですし、ゲームの時間を削ってまで書く意味を見出せなかったのもありました。

何よりも、ブログを心の拠り所にして依存したくなかった。


ゲームに救われたおかげで今があるのは事実ですが、それではあの頃の自分から何も脱却できていないのと変わらないですし、それがどんな悲劇を生むかは身を持って体験済みです。
だからこそ、始めるにあたって僕なりの「理由」が必要だったのです。



~契機は居酒屋で起きました~


その日は仕事が終わるのが遅く、ご飯を作るのが面倒だったので居酒屋に寄りました。

適当に食べ終えて後はのんびりお酒を…と思っていたら、後ろの席から僕と同じ仕事帰りの人達の声が聞こえたんですね。

「○○が仕事ができないのは趣味が××だから~」
とか、そんな話でした。まぁ、要はそこにゲームやらアニメやらが入るのですが、インドア系はこれだから…みたいな話でした。

まぁ団塊世代の方々っぽいので、そんな偏見から離れられないのは仕方がないのかな、と思ってはいたのですが、やっぱり不愉快じゃないですか。

仕事ができないのは仕事のやり方に問題があるからで、趣味を変えたら伸びるような簡単な話ではないはずです。
てか俺スポーツで一度は人間性失ったんスよと一声かけたいくらいでしたね。スポーツに責任無いけど。


翌日、家に帰ってすぐにパソコンを開き、はてなブログの門をくぐってブログを開設しました。



~1つの「事件」と、ブログを始める決意~


そんなこんなで日々は過ぎていったのですが、ブログを始めて半月ほど、一つの事件が新聞に掲載されました。


バイオリニストがコラムとして新聞に掲載した「ゲーム機バキバキ事件」です。

かいつまんで説明すると、親との約束を守らなかった子供の3DSを真っ二つにした様を写真に撮り掲載して「しつけ」について語っていた、という内容です。


ここでは多くを語るつもりはないのですが、子供に与える影響、親という立場の圧倒的な裁量権、そして倫理観から考えても、笑って流せるほど大人にはなれませんでした。


こんなことを平気で語り、あまつさえ一部からは称賛される。


立場がバイオリニストで有名だから?


ゲームは悪だから?


子育てを免罪符にしたとしか思えないその行動は、僕の心に火を着けるには十分過ぎるほどでした。


じゃあ、何の権威もないけどやってやろう。
「やっぱりゲームって面白いよね」って思える記事を作ろう。

僕がブログを書くことを改めて決意したのはこの日からでした。


開設するまでに様々な準備をしましたが、結局見切り発車で始めてしまった自分の不手際さには苦笑してしまいます。が、あの時の想いを胸に突っ走れたので結果オーライということで。
これからもゲームに関してグダグダ語っていきたいですね。



~好きなタイミングで立ち寄って下さい~


先に申し上げた通り、僕は現在も夢や目標といった類が思い浮かびません。ブログで有名になろうとなるまいと、ひねくれ目線でゲームの話をするだけですから、人を選ぶブログかもしれません。
こんな記事書いてる時点でお察しですが。


それでも、変な言い方になりますが、ひねくれていることは僕の最大の武器です。
これを読んでいる方には前を向いて希望に進む人間になって欲しいと手前勝手ながら願っていますが、もしそうなれない方でも胸を張って欲しいですね。
世間から見て良いことだけが武器じゃないと、僕はそう思います。
これはとあるブロガーさんの受け売りですが、頑張っていれば夢はそのうち見つかるらしいので、取り敢えずいつも通りクダ巻きながら生きてみるのも悪くないかなぁと思えるようになりました。


さて、当初考えていた記事よりもとんでもなく暗くなってしまいましたが、結局はゲーム中心に好き勝手に語るブログですから、皆様もおでん&ラーメンを提供する屋台で一杯引っ掛けるくらいの気持ちでお立ち寄り下さい。フラッと訪れた時にはメニューが追加されているかもしれません。



何はともあれ、今後とも「ゲームの話ばかりで人生設計が地下迷宮」を、どうぞ宜しくお願い致します。