ゲームの話ばかりで人生設計が地下迷宮。

ゲーム(たまに雑記)を中心に話を垂れ流す、見る人のハートを損得+-ゼロにする日記。つか要点掴んで話するの苦手なので最早ダイイングメッセージ。

風営法改正で、ゲームセンターとの付き合い方も改めて考える必要があると思う。

2015年6月に風営法が改正され、それに合わせる形で一年後にはゲームセンターの利用も見直しがされました。

16歳未満の未成年は18時まで利用可能でしたが、保護者が同伴の場合に限り22時までと、条件付きで入場時間が延長になりました。(※都道府県の条例の関係もあるので、一部地域では入場時間が異なります。ご注意下さい)


これ、どうなんでしょうか。僕としては微妙なんですよね。

ゲームブログなのに利用の幅を狭める意見を出すのもどうかなー、とは考えたのですが、今回を機にゲームセンターとの付き合い方を考えてみては如何でしょうか。



~16歳未満、という点~


今回の風営法改正は、16歳未満の子供が対象となります。言い換えると、乳幼児から義務教育を受けている子どもまで、ということですね。


この時期の子どもは、大人になるための体を作る大切な期間でもあります。
入場時間にもよりますが、夜遅くまでゲームセンターにいるということは体に掛かる負担が大きいのではないでしょうか。

また、22時までいた場合、22時に家にいるわけではありません。移動時間やお風呂、歯磨きなどをしていればそれだけ時間も過ぎています。

子どもにとって睡眠は非常に重要な要素の1つです。
就寝時間が遅くなればなるほど、子どもの成長を妨げる恐れがありますから、夜遅くまで遊んでいるのは好ましくない気がします。


とはいえ、悪いことばかりなのかというと難しいところです。
最近の子どもは習い事も多く、塾で勉強していれば当然帰りは遅くなります。いつも勉強を頑張っている子どもなら、たまには息抜きさせてやりたいと思うのも親心なのかもしれません。

「ゲーセンじゃなくていいだろ」と言われるとその通りなのですが、時間帯を考えると家族が気軽に遊べる場所って簡単には見つけられるとは限らないですし、子どもの好きな事ってそれぞれですから、1つの選択肢には入るかと。
それでまた明日から頑張れるなら、一概には悪いことだと言えないんです。
また、両親が共働きで土日祝日に休めない仕事をされている場合もゲームセンターはアリかもしれませんね。


これだけなら結局は使い方次第で終わるのですが、僕はどうもそうはならないと感じるんですよ。



~子どもに選択権が本当にあるのか?~


保護者同伴の状況において、帰宅するタイミングの選択権って親にある場合がほとんどですよね?

もし、子どもが眠いのにも関わらず両親がゲームを続けたいので付き合わせる、なんてことがあったなら…。
そんなことをする親は一握りなのは理解していますが、子どもにとっては自分を気にかけるのか放置するのか、0か100かしかありません。
僕がゲームセンターの風営法改正に全面賛成できない理由はここにあります。


だいぶ昔の話ですが、両親がパチンコに夢中になっている間に子どもが外で遊んでいたら誘拐されて、今も発見されてない事件がありました。
それと同列にはできませんが、子どもが飽きてしまってどこかへふらっと歩いていくのに気付かなかった、若しくはゲームセンター内で迷子になった時、誘拐されるかもしれません。


風営法改正を免罪符に、親の都合で子どもが振り回されるのは冗談じゃありません。


古くさい考えかもしれませんし、思い過ごしならそれに越したことはありません。
ですが、入場時間が変更された現在、今一度ゲームセンターとの付き合い方を考えてみることは大切だと思います。



~余談スペース~


・ゲームセンターは治安の悪い場所、というイメージは大分落ち着いたと思います。
だからこそ、問題が起こる可能性は少しでも無くした方がいいと思ってしまうんですよね。


・ゲームセンターに限らず、夜は危ないよねって話なんですけどね。それだとゲームブログの意味ないですからね。