ゲームの話ばかりで人生設計が地下迷宮。

ゲーム(たまに雑記)を中心に話を垂れ流す、見る人のハートを損得+-ゼロにする日記。つか要点掴んで話するの苦手なので最早ダイイングメッセージ。

これから3DダンジョンRPGを始めたい人へオススメのゲーム紹介

ここ最近、日本では少しずつ3DダンジョンRPGのソフトが増えて来た気がしますね。

漫画では「ダンジョン飯」や、ライトノベルでは「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか」等、ゲーム以外の娯楽から入り、ちょっと3Dダンジョンをやってみようかなぁ、と思った方もいると思います。

けれども「興味あるけど、3DダンジョンRPGは難しそう…」って足踏みしてる方は多いのではないでしょうか?
実際、友人は僕がプレイしてる所を見るまでは初心者お断りくらいの感覚でいたそうです。昔のゲームならそんな雰囲気もあったかも知れませんが、今の3DダンジョンRPGはユーザーアビリティも快適なので、そこまで萎縮する必要は無いと感じています。

前置きが長くなりましたが、そう思ってる方に3DダンジョンRPGの楽しさを知って頂きたいと思い、僕のオススメゲームを紹介していきます。
最後の2つだけ、主観ですが難易度が高いものを用意したので、迷宮が俺を呼んでいるぜ、若しくは全滅の意味を俺に教えてくれ、というチャレンジャーな方はそちらもどうぞ。
Amazonのリンクも用意してみましたので、買うときの参考になれば幸いです。


デモンゲイズ(PS vita)

デモンゲイズ

デモンゲイズ


ダンジョンRPGを熱心に作り続けるエクスペリエンスの作品です。パッケージの裏に記されている「ようこそ、次世代ダンジョンRPGへ」をコンセプトに制作されている為、システム面は一度歩いたマップをオート移動(罠がある場合はちゃんと避けてくれます。下記で紹介する作品にも実装されていたりしますが)で快適に、絵柄は淡く優しい色合いで取っつきやすいです。

このゲームの特徴に「デモンシステム」があり、主人公は「デモン」と呼ばれる半機械生命体を任意で召喚して戦わせる事が出来ます。これが面白く、それぞれのデモンには特徴があり、ダンジョンの探索には最大3体までしか連れていけないので、パーティーメンバーとは別に戦闘の個性を出してくれます。
たまに呼んでないのに突然出てきて戦ってくれる時があり、良い意味で戦闘に不確定要素が存在して飽きないですね。いきなり出てきて敵にボコられて引っ込むこともありますが。ヤ○チャよりスピーディーな退場。

BGMはなんとボーカロイドを使用してますが、その手のものが好きでない人もあまり気にならないかと。僕はクリアしてAmazonのレビューみて初めて知りました。

ただ、割と(性的な意味で)際どい表現や立ち絵、一枚絵がありますので、そこは気になる人は気になるかもしれません。エクスペリエンスの今までの作品から考えるとかなり明るくマイルドですが。

公式ホームページによりますと、2016年に「デモンゲイズ2」が発売予定だそうです。

因みにこのブログでは画像を乗せてませんが、ベスト版も出ています。

世界樹の迷宮Ⅳ(3DS)


こちらは「女神転生」「ペルソナ」等で有名なアトラスの作品です。「女神転生」も3DダンジョンRPGなのですが、今回の趣旨とは少し違う気がしたので。
とても面白い作品なのは確かなので、いつかブログで紹介していけたらと。

さて、「世界樹」ですが、ゲームショップでもPVを店内で流して大きく取り扱うことが良くあるので、名前を知っている人は多いと思います。

この作品の最大の特徴は「自分でダンジョンの地図を作成する楽しさ」です。
3DSのペンを握りしめ、一歩進む毎にマップを埋めていく行為が、自分が冒険している感覚を生み出してくれます。また、「君は○○をしても良いし、先を急いでも良い」といったゲームブック風のナレーションもその雰囲気を一層盛り上げてくれます。

その他の特徴として、「F.O.E」と呼ばれる、「そのダンジョンの階層の敵と比べて明らかに強いモンスター」が登場します。最初に出会った時点ではまず倒せないので、避けて進んだ場合の戦闘したら全滅という緊張感、そして無事逃げられたときの解放感。逆に挑戦する場合に勝った時のパーティーの強さの実感。
F.O.E」という1つのシステムで様々な感情が掘り起こされるのが斬新でした。

更にはモンスターの倒し方によってドロップアイテムが変わる、通称「条件付き戦利品」の存在です。
例えば、「あるモンスターはAとBの戦利品を落とすが、特定の属性の魔法で倒すことで高確率でCになる」といった具合になります。
ドロップアイテムのコンプリートに加えて、戦闘の中でドロップアイテムの出し方を見つける楽しみ等も、世界樹シリーズの魅力と言えます。

余談ですが、このゲームは通常版がAmazonでは価格が非常に高価の為、ベスト版を紹介させて頂きました。

エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~(PSP)

エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~

エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~


上記2つが割と王道なファンタジーであるのに対して、こちらはややダークファンタジー寄り、と言えます。スターフィッシュ・エスディの看板商品ですね。

このゲームの目的を簡単に説明しますと、それぞれのダンジョンにランダム配置されたクリアに必要なアイテムを探す、というものですが…。
最初のダンジョンをクリアした後は全てのダンジョンが解放されます。自由!
自分達で好きなダンジョンを選んで潜っていくその雰囲気が、冒険者らしくて気に入ってます。

死ぬ時はあっさり死ぬのですが、その時に得た知識を次に生かしたり、職業の得手不得手を理解していく等のプレイヤースキルの充実を特に感じさせてくれるゲームでした。

それとキャラメイクの際、画像をパソコンから取り込んむ事で、キャラに愛着がわきやすいです。僕は野菜の画像を使ってました。戦士、大根。

本編をクリアしたとしても、レベルが3桁を越えたり、周回プレーで敵のレベルがとんでもない事になったりと、やり込み要素も豊富です。

結果として、「the 3DダンジョンRPG」的な昔気質の雰囲気を保ちながら、古くささを感じさせない良作に仕上がっています。

これは僕だけかもしれないので断言出来ませんが、たまにフリーズする時がありました。一応、セーブは小まめにしておくと良いと思います。

またまた余談なのですが、DS版もあります。
ただ、PSP版の方が出回っているので単純に安く、一応Amazonで紹介していますが割と中古ショップにもあったりするので、PSP版の画像にさせて頂きました。


★ 限界凸起 モエロクリスタル(PS vita)


可愛らしい感じの作風が多いコンパイルハートの作品ですが、萌えとエロスの方向に振り切ったダンジョンRPGです。
人間ではなく、モンスターの女の子をパーティーメンバーに戦うのですが、サポートキャラクターを10人加えられるので大変賑やかです。

難易度も緩やかで、ゲームが進まなくて世界観を楽しめないということもないので、初めての人には良いかもしれません。

ただ、その世界観があまりにも下ネタに特化した世界観なので、それが好きな人も嫌いな人も過剰反応を起こすこと必須ですね…。説明が短いのも、面白い点を話そうとすると必ず下ネタがからむので…。

萌えとエロスが欲しい、そんな貴方に。


ダンジョントラベラーズ2 王立図書館と魔物の封印(PS vita,PSP)


元々はノベルタイプの「ToHeart2」というPC恋愛アドベンチャーからキャラクターを抜き出し3DダンジョンRPGを作成したダンジョントラベラーズのシリーズです。

そこから世界観とシステムを踏襲してオリジナルキャラクターのみで構成されたのがこの作品なので、原作を知らなくても十分楽しめると思います。僕は原作を知りませんが、特にそれで困ることはありませんでした。(原作を知っていれば楽しめる点を見過ごした可能性もありますが)

大変失礼なのは承知の上ですが、制作会社のアクアプラス=ギャルゲーのイメージしかなかった為、ダンジョンRPGだからとりあえず買うか、ぐらいの意識でしたが、非常に骨太な作品で嬉しい誤算でした。

このゲームのシステムの一つに、モンスター(そのほとんどが女の子)のHPを減らして魔物図鑑というアイテムを使うことで、ステータスを上げたり、状態異常を防いだりする「封印書」の概念があります。
ダンジョン探索が便利になる上、コレクション要素も含まれているのでついやり込んでしまいました。
又、固定キャラクターが登場する為キャラメイクは出来ませんが、職業を変更すると立ち絵が変わる事により、不満を感じさせない出来になっています。

難点は人を選ぶパッケージと本編後のダンジョンの難易度の高さ、でしょうか。実際何度も全滅の憂き目に会いました。

上記に紹介したモエロクリスタルほど下ネタに振りきってはいない(一枚絵等にエロスは潜んでいますが)ので、かわいい女の子が出てくるゲームがしたいし、ガッツリ迷宮を探索したい、という方にはとてもオススメです。

vitaはお色気要素が無いと企画書通らないんすか?



※ここから先は難易度が上がります。初めての方は注意!


エルミナージュ ゴシック 3D リミックス ~ウルム・ザキールと闇の儀式~ (3DS)



上でも取り上げましたが、「エルミナージュ」シリーズの中で難易度が高いと評判の「ゴシック」です。

序盤は特に問題ないのですが、ある程度進めると出現するダンジョンで す ぐ 死 に ま す 。
どんなジャンルのゲームにも言える共通事項として、何が難しいのかは人によって違いますし、かといってそれを述べてしまうと難易度の低下に繋がってしまう恐れがあるので説明はしませんが、上記のエルミナージュをクリアした方は、こちらも挑戦してみて欲しいです。

気になる点として、キャラクターの画像を取り込むのが3DSのカメラでないと出来ないので、あまり綺麗には映らないのが残念でした。戦士、荒い大根。

しこたま余談ですが、PSP版もあります。
ありますが…。3DS版を強くオススメします。


★ Abyss and Dark 平和の代償(PC,フリーウェア)

フリーゲームの為、画像を用意してません。ご了承下さい。


最後の紹介はコンシューマ機ではなく、フリーゲームになります。

何でフリーゲーム?と思った方もいると思いますが、この作品は3DダンジョンRPGの金字塔「ウィザードリィ」をリスペクトして作られた作品だからです。

雰囲気は当然ながら、「高難易度&しっかりと準備したにも関わらず理不尽にさらされて灰と化す悲劇」といった点まで完備されており、やりごたえは十分あります。
これが無料なのですから、凄いの一言です。





如何でしたでしょうか?
気になる作品は見つかりましたでしょうか?

もし興味を持たれた作品があったなら、公式ホームページやレビュー、ほかの方のブログ等も参考にしてみて下さい。


それと最後になりましたが、私的な意見を。
僕にとってダンジョンRPGの魅力とは、

・一歩ずつ手探りで探索する楽しさ
・スキルや職業の個性といったパーティーの編成
・強さ、便利さ、希少さといったアイテムの収集
・勝てなかった強敵を打ち倒した時の成長の実感

が主だと考えています。
大変勝手ながら、僕を含めたダンジョンRPG経験者は、大体この中のどれかが当てはまる様な気がしますし、ここにあげた作品は、全て上の条件を満たしているものだと思っています。

けれど、上の条件はあくまでも魅力であって、「貴方の楽しみ方」とは何の関係も無いとも思っています。

上手くいかない、自分には難しい。やべぇ飽きた。
そう感じるのなら、攻略本を購入するのも、wikiで検索するのも自由です。諦めて別のゲームに夢中になるのも、それはそれで良いと思います。数年放置して思い出した頃にプレイしたら、クリア出来たゲームなんて沢山あります。僕は多分20作品は余裕で越えてます。放置したゲームもそれくらいあります。


偉そうな事を書いて気に障った方がいましたら、大変申し訳ありません。

このブログを見た方の、素敵なダンジョンライフを過ごせる手伝いが出来たなら嬉しく思います!
最後まで読んで頂き、ありがとうございましたっ!