海だ!水着だ!バレーだDOAだ!
前置きは必要ありません。欲望のままにプレイしよう!
DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Fortune(PS4)
DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Venus(PS Vita)
DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Scarlet(Swich,PS4)
突然の噴火で消滅してしまったザックアイランド。
だが、ザックは諦めなかった。
経緯は不明だが、3度目のザックアイランドを設立したのである。
しかし、現在彼は大きなビジネスを抱えているため、自ら動く事が出来ない。
そこでザックの取った行動は、ザックアイランドのオーナー代理を雇うというものだった。
オーナーに任命されたプレイヤーは、様々な手を駆使して女性陣を島に案内するのだった。
真面目にストーリー語るのも馬鹿らしいのですが、一応オープニングで語られるので入れておきます。
それと、基本的な部分は変わらないので、後作の『Scarlet』もまとめて解説します。
ゲームの目的?んなもん分かってんだろ。
〜ゲームの流れ〜
まずはDOAお馴染みの女性キャラクター(Scarletはオリジナルキャラクター有)から一人を選び、14日間ザックアイランドに滞在します。
1日は朝、昼、夜、ホテルの計4ターンから成り、ホテル以外ではアクティビティや買い物、場所を選んでのんびり過ごす等の行動が行えます。
ホテルではアクティビティ等は行えませんが、カジノで遊んだり、クローゼット機能を利用して水着やアイテムの整理を行うことが出来ます。
基本的に
・アクティビティでお金(以下ザックマネー)を稼ぐ
・稼いだお金で水着やアイテムを購入
・同じくバカンス中の他の女の子と遊んだりプレゼントを渡したりする
の繰り返しになります。
14日間を終えるとリザルト画面になり、それまでの結果によってランクが表示されます。ランクはザックマネーに影響する他、最高ランクでは各キャラクターのエンディングを見ることが出来ます。
また、実際に女性キャラクターを操作する『女の子モード』と、オーナーとしてキャラクターに携わる『オーナーモード』があり、いつでも切り替えが可能です。
バカンス中はランダムな内容のミッションが課され、それぞれのモードで提示されます。『女の子モード』と『オーナーモード』のザックマネーは別なので、アクティビティ以外にもミッションで稼ぐのが大切になります。
〜『やわらかエンジン』ってスゲー!〜
DOA5から更に進化した『やわらかエンジン2.0』によって、キャラクターの動きが恐ろしくリアルになっています。
肌の艶かしさ、水に濡れた時の質感は恐らく同年代のゲームでは抜きん出ており、PS4やSwitchではトップクラスの表現力と言っても過言ではありません。
PS4版には日焼けの要素があり、時間が経つと肌の色合いが変わっていく他、水着を変更すると日焼け跡を拝めます。
日焼けを防止or促進するアイテムもあるので、DOA本編とは違うキャラクターの姿を見られるのは楽しいです。
DOAXシリーズは各キャラクターの水着をプレゼントできるのが恒例ですが、最初から全種類購入させろよ雰囲気が変わるので色々試してみたくなります。
まぁ、褒めるのはここまでですが。
~気分は修行僧~
ビジュアル面は文句のつけようも無いのですが、それ以外で良い箇所を見つけることはトロコンするまでプレイしたけど見当たりませんでした。
まず何と言ってもザックマネーを稼ぐ手段がバレーしか無いこと。
他のアクティビティではそこまで稼げないですし、カジノは大きく勝つこともあれば負けることもあるので、必然的にバレー漬けになります。おかげで負け知らずにはなりましたが楽しんでいるのかというと…。
他にもこのゲームはバレーでのパートナーの行動やプレゼントを渡す成功率に関係する"信頼度"というパラメータがありますが、結局バレー以外ではそこまで上がりません。前作のマリンレースやウォータースライダーは面白かったので気分転換になりましたが、今作のロッククライミングは面白いかと言われると微妙です。
仮にバレーを繰り返して稼いだとしても、ザックマネー自体の所持上限も大して高くは無いので、定期的に買い物して直接するのもすっかり慣れました煩わしい点です。
これでも女の子モードはマシなんですよ。
オーナーモードは本当に鬼畜使用です。
終了時のリザルト結果の報酬以外では禄に稼げず、バカンス仲のオーナーモードでは雀の涙程度しか受け取れません。
オーナーモードでもゲーム内の時間は経過するので、それくらいなら女の子モードで評価を上げてリザルト報酬を得た方がいくらかマシでしょう。
買い物を行う時とミッションをこなす場合を除いてオーナーモードに切り換えるメリットは皆無です。
〜これ、お祭りゲーなんですよね?〜
今作はレイファン、ティナ、クリスティ、リサがリストラの憂き目にあいました。
DOAもシリーズを重ねてキャラクターが増えたので、ゲームの容量の都合を考えると仕方ないですし、発売前の事前投票の結果で決められた部分もあるので一応は納得できるんですよ。
『Scarlet』ではレイファンが復活、基本無料でプレイ可能なPC版の『Venus Vacation』に登場したみさきが追加されました。
みさきが悪いとは言いませんが、コンシューマ機で出している以上、DOAのお祭りゲーとしてもう一人分本編のキャラクターを追加しても良かった気はします。
『Venus Vacation』の宣伝も兼ねているんでしょうが、ちょっと趣旨から外れている様な…。
〜身体に悪いので最後に〜
課金。課金。とにかく課金。
流石にこれは企業体制を疑います。
詳しくは書きませんが、課金は辞めた方が良いです。
フルプライスのゲームとは思えません。
のんびりやっていくのが一番ですね。
〜じゃあ何で紹介したの?〜
本当に批判というよりも文句しか書いてないのですが、
あのDOAのキャラクターが動いているのを見たり、水着のプレゼントが成功した時やバレーが上手くなった瞬間の達成感が楽しくて嬉しくてしょうがなかったからなんでしょう。
課金こそ意地で手を出しませんでしたが、これだけボロクソに語っているのに結局は何処までいっても好きで仕方ないんだなぁと笑ってしまいます。
決してオススメ!とは言いませんが、どんな結果でも周回すれば以降のプレイが楽にはなります。
もし手に取ってしまったプレイすることがあるならば、楽しいと思えた部分だけ楽しむのがDOAX、かもしれません。
〜余談スペース〜
・今回は自覚しながら感情をぶち込んでみました。
プロトタイプ版では、今までの様になるべく客観的に書いていたのですが、もはや8000文字を超える批判文章を書いた辺りで我に返りました。
長過ぎる上に要点が定まりきらないのと、楽しくかけなかった為です。
感情を込めるのはあまり好きではないのですが、結果的にはこれで良かったと思っています。
・DOAXに関する記事を書いたとき、突然PV数が上がった事を思い出しました。
それまでPV数に関して気にも留めていなかったのですが、誰かに見てもらえるということは有難いことだと感じました。
ゲームが好きな人に楽しんで貰える記事を作りたいと強く意識した瞬間でした。
・一から作り直してでもこの記事を作り上げるくらいですから、結局好きなんでしょうね。認めたくないけど。