今でこそダーツが主流ですが、昔の、もしくは昔から続いているBARにはピンボール台がけっこう置いてありました。
下手くそなせいでほとんど楽しめませんでしたが、コンシューマゲームなら何度でも挑戦できますね。
★ピンボール(FC)
※ストーリーなんてありません。
レッツピンボール。
概要もいりませんね。
如何にボールを落とさずスコアを稼ぐか。それだけ。ですが、シンプルなのに非常に仕掛けが多く画面が賑やかなのでアツいゲーム性を見せてくれます。
~ピンボール画面と~
ピンボール台を大まかに分けると、
ボールをバネの力で発射する『プランジャー』
上画面、下画面が1つに繋がった、それぞれ様々なギミックを備えた『キャビネット』
ボールをはじく『フリッパー』
で構成されています。
プレイヤーは始めにボールを発射した後、フリッパーを十字キーとAボタンで動かすだけ。
上のキャビネットに飛ばされたボールでスコアを稼ぎ、ボールを落としてしまったなら下のキャビネットから上に戻れることを祈りながらハイスコアを目指すのです。
ボールが落ちてくるタイミングを狙ってフリッパーを動かせば問題なさそうですが、そう簡単にはいかせないのがピンボール台のギミックなのです。
~2画面しかないのに豊富なギミック&※による解説~
ではどんなギミックが待ち構えているのか。
まずは上画面のギミックから。
・画面上部にはプランジャーを越えたボールをキャビネットに迎える3つのレーンがある。レーンを通過した時、その場所に書いてある数字のスコアが入る。
※因みにバンパーで下から上にボールを通過させてもスコアは入ります。
・その真下にはボールが触れるとスコアを加算し、大きく反発させるバンパーがある。割と勢いが早い&SEが大きい。
更にその下には触れると可愛らしい音がするバーが左右にゆっくり動いている。
※バンパーで弾かれた後にこのバーに当たって軌道が変わると悶絶モノ。
・右側の緑色のレーンにボールが入ると、画面中央で
3,7,ペンギンの絵柄のスロットが回る。同じ絵柄を揃えるとスコアが加算。
・左上には黄色く丸い物体が8つ並んでおり、全ての物体にボールが触れると、画面に描かれたアシカが鼻先でボールを突っつく演出と共にスコアが加算される。
・その丸い物体の右隣にある、黄色い棒状のバーにボールが触れるとスコアが加算されるが、当てる度に100点ずつ増加する。
※最大1000点で、1000点時にボールが当たると100点に戻ります。
・2つのフリッパーの間をボールがすり抜けたり、左下の穴に落ちると下画面へ移動。
ボールを落としてしまったなら、今度は下画面のギミックが待ち構えていますよ。
・画面上部には背を向けたトランプとレーンが5つあり、レーンを通過すると対応するトランプの絵柄が表れる。(もう一度通過するとトランプはまた背を向けます)
※5枚のトランプの絵柄が揃うと、スコアが加算し、フリッパーの間にピンクの丸いストッパーが出現するので、落とす確率が大幅に減ります。
・トランプレーンの真下には
「∵」
↑の配置でバンパーが配置されている。
※この真ん中にボールが入ると、すさまじい速度で跳ね返り続けることがあります。
バンパーからマッハで飛び出してフリッパーに触れることなく穴に落ちた時、世の中には自分が干渉できない事象で溢れていることに気付かされます。無常。
・バンパーの下には横1列で3つのたまごの絵があり、ここをボールが通過することで
ヒヨコ→何も無し→たまご
と変化。
※ヒヨコを3つ揃えることで、フリッパーの外側にある穴に1度だけ落下を防ぐバリアみたいなものが出現します。
・左側の1~7の数字の横の黄色いバー。
全てを消すと、右側真ん中にプランジャーへと続く通路が開く。
※ここを通ればまた改めてやり直せるので、1種の救済措置ですね。そんな時に限って上画面ですぐ下にボールが落下するのは僕だけでしょうか?
・右上の赤い丸にボールが入ると、画面が切り替わってブロック崩しの様なミニゲームが始まる。
終了すると、画面上部からのスタートとなる。
※このゲームのルールは良く分かりません…。
でも、子供の頃はこれが一番好きなギミックでした。
ミニゲームを除けばたった2画面の構成なのに、これだけのギミックを盛り込むことで状況は目まぐるしく変化します。
上と下の画面ではスコアの稼ぎ方が違いますから、下画面に移動することは悲しくもあり、楽しみでもあります。
スコアを稼ぐためのギミックが、プレイヤーの計算を狂わせ、牙を剥くという二面性を備えています。利用したり翻弄されたりする「ままならなさ」を、是非とも味わってほしいですね。
~目指せ、ハイスコア~
操作方法とルールがシンプルなおかげで、気が向いた時にプレイができ、適当に動かしているだけでも楽しめます。
が、せっかくならハイスコアを目指してみませんか?
僕なりの攻略法を紹介します。
現実のピンボールから得たテクニックもありますので、ピンボールデビューしたい人(いるのか?)にもオススメです。
☆フリッパーの使い方を知ろう☆
ピンボールの特徴として、フリッパーで弾いた時からボールを落とさないことを考えなければいけません。
まるでバスケットの様に攻守が目まぐるしく入れ替わります。
ボールを落とさないためにも、むやみに動かさないのはもちろんですが、動かすタイミングが重要になります。
具体例として、
・余計な隙間を作らないように、フリッパーを同時に上げない。
・ゆっくりボールが降りてきたら対応するフリッパーを上げて受け止め、根元でボールを支える。その後、フリッパーを下ろすことでボールが転がるので、狙いをつけて振り上げる。
これでボールをどのギミックに当てるのかをある程度は調整できる。
☆下画面に移動した時のリカバリーを考える☆
現実ではピンボール台にもよりますが、このゲームでは上画面に戻る救済措置が用意されています。
上記のギミックの項で触れた通り、1~7の黄色いバーにボールを当てて、プランジャーへ戻りたくなりますが、7つ分のバーに当てるのはなかなか大変です。
まずは、黄色いバーを狙うのと並行してヒヨコの絵柄を揃えましょう。
こちらの方が調整しやすいのに加え、ストッパーが有れば思いきった行動も取りやすくなります。
下画面でもスコアは稼げるので、慌てないことが第一です。
これでボールを長く滞在させ、スコアも稼ぎやすくなるはずです。
どれだけ頑張っても運が絡みますけれど、それもピンボールの醍醐味だと思って楽しみましょう。
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~余談スペース~
・今回、ゲーム紹介だけでなく、攻略法もつけてみました。
当初、攻略法は独立して記事を作成するつもりでしたが、これだけシンプルなゲームに独立してまで作るのもなぁ…との考えに至り、合併しました。
『アーマード・コア』の様な、初心者の入り口を広げるための攻略法は、今後も作成する予定です。
・Amazonで「ピンボール ファミコン」で検索すると出てきますが、ここに「ゲーム」のカテゴリを追加するだけで検索から外れます。(※この記事を書いた時点でのできごとです)
「お遊戯感覚で挑むな!」ということでしょうか。