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ゲームの話ばかりで人生設計が地下迷宮。

ゲーム(たまに雑記)を中心に話を垂れ流す、見る人のハートを損得+-ゼロにする日記。つか要点掴んで話するの苦手なので最早ダイイングメッセージ。

ゲーム垂れ流し31本目 ガンバード

かつて「彩京」と呼ばれる企業がありました。

独特な世界観やキャラクター、斜め上では済まされないぶっ飛んだ個性派集団ではありましたが、アーケード業界に大きな風を吹かせてくれた企業です。
残念ながら今はもう消滅(クロスノーツに名前だけは残っていますが)してしまいましたが、時々思い返してはプレイしたくなります。


今回は、その彩京のアーケードシューティングの第2作目を紹介します。



ガンバード(PS,SS)


19世紀ヨーロッパ。
人類が初めて動力飛行に成功した頃のお話。

フランスの考古学者が発見した、どんな願い事も叶えるといわれる『アトラーの魔境』は、各地に散らばっていた。


「我の断片を集めよ、我再び復活せん。我の封印を解きしものの願い、万事を叶えん」


様々な願いや思惑を胸に、5人の『ガンバード(大空の冒険者)』達は大空へ飛び立った。



彩京シューティングにしては珍しく、初心者にも非常にとっつきやすいデザイン(一部例外有り)と数回のプレイでクリアできる(2週目以降除く)、程よい緊張感が楽しめます。

メインショット、サブショット、ボム、溜め撃ちの4種類と操作も簡単なのですぐに覚えられるかと。


目視が非常に困難な弾速と、偶数奇数を織り混ぜた弾の数で翻弄する、通称彩京弾』もきっちり搭載されています。



~気軽にプレイできる、3つの理由~


アーケードのシューティングはスコア稼ぎの要素が絡んでくるせいか、全体的に難しく仕上げてあることが多いです。スコアランキングが似たり寄ったりになってしまったら、プレイヤーは腕の競いがいがなくなりますからね。

ですがガンバードは「稼ぎたい人は稼いで下さい」くらいのマイルドな難易度になっています。


その理由の1つが、「1ステージの短さ」です。

ボスにたどり着くまでの道中が短ければミスは減りますし、雑魚の出現頻度が抑え目なので焦って操作ミスを連発、なんてこともあまり起こりません。

もちろん、ミスからの立て直しは大変ですが、本作はパワーアップ、ボム使用回数アップアイテムが結構な頻度で出現し、また画面の端にアイテムが当たると跳ね返る仕様ですので、通常のシューティングに比べると諦めるほどではないですね。


2つ目は、「敵の当たり判定で残機が減らない」こと。

ガンバードでは敵に触れるとパワーアップが一段階下がるというペナルティこそありますが、言ってしまえばそれだけともとれます。

ステージのボスはなんと当たり判定無し
の豪快さであり、ピンチになったなら思いきって懐に飛び込んだ方がキャラによっては良い場面もあったりします。


3つ目は、「敵の攻撃方向が目で分かる」点ですね。

シューティングの基本事項として、

・自キャラ目掛けて弾が飛んでくる

・固定の動きで弾が飛んでくる

の2つが主ですが、ガンバードは砲台を搭載した機械が多く登場し、キャラの方向に砲台が動きます。

他のシューティングのように、突然敵から弾が出てくるのは同じですが、砲台の向きが分かることでこちらを狙っているという意識を持ちやすく、気が緩んだ時でも自然に集中することができるという精神面での隠れた配慮がなされています。

上級者なら、弾が発射されるタイミングを掴んで直後に動けば、まず敵の攻撃は余裕をもってかわせるでしょう。



やさしい難易度ながら、適度な緊張感をもってプレイヤーに襲いかかってくるその難易度が、ガンバードを名作にさせたのでしょう。



~魅力的(一部過激)なキャラクター~


システムだけでなく、明るい背景やキャラクターの魅力も、ガンバードの人気を押し上げています。

頭のおかしい個性派集団の彩京だけあって、一度見たら忘れられないキャラクターとなっています。



・マリオン

腹黒魔法美少女な、彩京の看板娘。
相棒のポムポムと共に、欲望と野望を叶えるために箒に跨がって魔境を集めようとしている。


メインショットは広角、サブショットはホーミング性能のおかげで、扱いやすい。

が、彼女はボス戦においてゼロ距離からの複数放たれるサブショットと溜め撃ちをぶっぱなすことで一気に体力を奪うことができる、ガチガチのインファイター。

初めての人におすすめ。



・ヤンニャン

彩京お馴染みのセクシー要員。
仙術を扱う女性であり、そもそも人間なのかどうか不明。

火力、スピードはそれなりだが、サブショットがまばらに発射されるので癖が強く、範囲があまり広くないので対応が遅れると厳しい。

が、彼女の真価は溜め撃ち攻撃であり、如意棒を伸ばして攻撃する際、敵の弾を打ち消すことができる。
慣れれば最強のキャラクター。



・アッシュ

彩京お馴染みの変態。

冒険者兼考古学者であり、自身が開発したロケットパックを背負って冒険に出る。マリオンの様な幼い少女しか愛せない。


スピーディーは全キャラクター1であり、パワーアップ、ボムアイテムを集めやすい。
が、それ以外が総じて平均以下なので、かなり厳しいキャラクター。

余談だが、コイツとマリオンで出撃すると、ステージクリア時のデモが大変紳士的に。



・鉄

彩京お馴染みのガチホモ。

圧倒的肉体美で人力飛行を試みる、孤高の宮大工。
今回の魔境探しを最後の冒険に決めている。


どの攻撃も火力が非常に高く、サブショットのロケットは当たると爆風を巻き起こすので、まとめて葬ることも可能。

代わりに鈍足、ボムが発動するのが遅いので緊急回避には役に立たないなど、かなりピーキーな性能。


またまた余談だが、ギャラリーモードでの彼は最高に輝いている。



・バルナス

自力で空を飛ぶロボット。
帝国の命令で魔境探しを試みるが、近頃自我が芽生え始めている。このゲーム唯一の良心。


サブショットは広範囲に及び、溜め撃ちは射程が短いが強力のため、距離を選ばず戦える万能型。
スピードは少し遅いが、他の点が優れているのでマリオンと同様に扱いやすい。

割と熱血主人公のような性格の持ち主。



総じてロボット以外が性格に問題を抱えているところが彩京たる所以ですので、「濃さ」も含めてガンバードだといえます。


コンシューマ版はオープニング、フルボイスの追加のおかげで更に強烈な出来映えでした(特に鉄)。



~ヌルい?二週目でも言えますか?~

シューティング初心者にオススメしたい本作ですが、上級者には物足りないのかもしれません。


そんな方にはぜひ二週目を堪能して頂きたいのです。


一周目の親切設計は何だったのかと思うほど、壮絶に殺しにかかってきます。

弾幕も弾速も桁違いであり、更に特殊な敵の攻撃も入り乱れるその様相は、スタッフの絶対にクリアさせてなるものかという意思がビリビリと伝わってくるかのようでした。むしろそれしか伝わりません。
僕は二週目からはボムを使いきってやっと1ステージクリアするのが精一杯でした…。

クリアできた方、いらっしゃいましたらコツを教えて下さい!



~ポップで手軽、バカなノリだけで楽しめる~


ゲーム自体の面白さも当然として、この世界観を見るためにプレイするのも有りだと思えるほど、バカバカしくて受け入れやすいのがガンバードです。

シューティングが得意でない人も、彩京の繰り出す世界観を覗いてみませんか?

たまにはこんな無茶苦茶なキャラクター達と冒険するのも面白いですよ。




ガンバード

ガンバード


ガンバード

ガンバード



~余談スペース~


・嘘か本当か分かりませんが、彩京社員が酔っ払った勢いで歌ってCDに録音するという暴挙を行い、後で本人が聞いたら「死にたくなった」という言葉を残したという噂がながれてもおかしくないほどには、かなりアレな企業だったと思います。

※確かアーケード専門誌『アルカディア』にそんなこと書かれていた気がするのですが…。間違っていたらすみません。


彩京の人気キャラクターであるマリオンですが、ガンバードシリーズ以外にも多くのゲームに出張します。
そのゲームも今後紹介していきたいですね。